タイトルがなんだか長くなってしまいましたが、5月中旬から、パッケージデザインとあわせて中身も新たにリニューアルされるといわれていたキリンのSTRONG SEVEN(ストロングセブン)。勇み足でリニューアル前のSTRONG SEVEN(ストロングセブン)を買ってしまったりもありましたが、ようやく見つけることができました。
パッケージデザインはというと、おお!確かに新しくなっています。今度は間違いじゃないです。
新しいパッケージデザインですが、なんというか・・・劇画っぽくなった? 旧STRONG SEVEN(ストロングセブン)のデザインはのっぺりした印象で、今にしてみると、よくいえばおち着いた、悪くいえば目立たない印象でしたが、バックの7(SEVEN)のデザインが強調されたことで、なんか勢いがでたように見えます。まぁ正直、毎晩の友たる発泡酒をパッケージで選ぶ(いわゆるジャケ買いする)ことはないので、旧デザインだったからってどうだとか気になるってわけでもないんですけど・・・。
さて、気になるといえば、やっぱり肝心なのはその味わい。パッケージとともに変わったというお味の方はどうなんでしょうか?
キリンのニュースリリースでは、
リニューアルにあたっては、麦芽使用率をこれまでの約1.6倍まで高めるとともに、「新・高発酵技術」(特許出願中)を採用することで、アルコール7% の“のどにグッとくる刺激”はそのままに、“キレ”“飲みごたえ”をさらに向上させています。また、5月下旬から、これまでの5工場に加えて新たに横浜工 場でも製造を開始し、生産体制を拡充させます。
公式のニュースリリースはこちら ⇒ http://www.kirin.co.jp/company/news/2009/0422b_01.html
となっていますが、はたして本当のところは?
リニューアルSTRONG SEVEN(ストロングセブン)の原材料は「発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・大麦スピリッツ」で、アルコール度数は(その名の通り)7%です。以前と変わりありません。
リニューアルSTRONG SEVEN(ストロングセブン)を飲んでみた感想は「炭酸抑え目にした?」です。
炭酸が強いと「炭酸の刺激なのか味わいなのかわかりにくい」ということはままありますが、リニューアルSTRONG SEVEN(ストロングセブン)は以前にくらべて炭酸がキツくなくなったような気がします。
麦芽というものを単独で味わったことがないので(ホップとかもそう)、発泡酒を飲んでいても「麦芽の○○な味がよりひきたてられて」みたいに、どれがどの原材料に由来する味わいなのかまったくわからないなぁと常々思っていました。ですが、今回のリニューアルSTRONG SEVEN(ストロングセブン)は、麦芽の使用率が約1.6倍に高められたことで、以前の「ちょっと薬品っぽいイヤーなもの(多分、大麦スピリッツの味)」が抑えられたんじゃないかなという気がします。うん、まぁ、いい方向にリニューアルされたんじゃないでしょうか。
味わい(コク)はおとなしくなりましたが、後味がすっきりしたのはとてもよくわかります
それだけで終わってしまうと、特徴のないリキュール(発泡性)①の新ジャンルってことになりますが、おかげさまでSTRONG SEVEN(ストロングセブン)は“アルコール高め”という付加価値が、最低限、STRONG SEVEN(ストロングセブン)と他の銘柄との差別化に一役買うんじゃないでしょうか。
ただ、“アルコール高め”という特徴(キリンビールのニュースリリースでは“ストロング”カテゴリーと呼ばれている)ですが、そんなニーズあるのかなぁ。
コメント
[…] っぽいー」と感じるような風味が漂います。冷やしていると感じにくいかもしれませんが、「旨味たっぷり 秋生」にはキリンのストロングセブンのような薬品ぽい味わいを感じました。 […]
[…] .5%以上6.5%未満)っていう“アルコール度数ちょっと高め”の特徴から、キリンのストロングセブンとくらべるお酒になるかと思いきや、個人的なイメージですが、むしろサッポ […]