発泡酒を飲んでその感想を書くこのブログ。
どんな味わいなのか、「おいしい!」とか「んー、ちょっと・・・」とか、なかなかに人には伝わりにくいものです。
ビールもそう、発泡酒もそうですが、その味わいの特徴をあらわすために使われるのが「コク」「キレ」の2つでしょう。「すっきり、キレ味!」とか「コクがあるのにキレがある」など、やはりビールや発泡酒を表現するのに必要不可欠な言葉です。

コクがあるのにキレがある(図はイメージ)
そんな「コク」「キレ」について、日夜研究している人たちがいるということを、ネットの記事で見つけました。
コクとキレを定量的に測定する研究 | エキサイトニュース
サッポロビール株式会社にある「価値創造フロンティア研究所」。ここでは日夜研究者たちが、より美味しいビールをもとめ、研究にいそしんでいる。その一環で開発されたのが「コクキレセンサー」。これは、ビールの「コク」と「キレ」を、測定可能な指標として定義し、それを定量的に測定できるという、ビックリドッキリメカに勝るとも劣らない、驚きのセンサーである。
ビール・発泡酒の命、「コク」と「キレ」を定量化して測定してしまう、つまり「あの銘柄のコク値は○○」「この銘柄のキレ値は□□」が分かってしまうという、まあ、ようするに、
こういうことなんでしょう。
記事の中で興味深いのは、定量化するにあたって「コク」と「キレ」が定義されていること。
【コク】
ビールを口に含むと、「にがみ」とか「しぶみ」とか、「すっぱさ」などといった味成分が舌の粘膜に吸着する。この味成分が、飲んでいる間にたくさん舌の粘膜に吸着すると、ビールにはコクがある、と感じる。【キレ】
ビールを飲み終えたときに、吸着した味成分がスッと舌から洗い流されると、ビールにはキレがある、と感じる。
この定義をどう思うかは人それぞれでしょうが、この「コクキレセンサー」が広く世に知らしめられたあかつきには、このブログの感想でも「この発泡酒の原材料は○○、アルコール度数は○%、コク値は○、キレ値は○」なんて紹介する日が来るんでしょうか。おもしろい(興味深いって意味で)研究をしている人っているんですね。
記事の全文はこちらからどうぞ。
コクとキレを定量的に測定する研究 | エキサイトニュース