このあいだのスパークリングホップの飲みくらべの時に実感しましたが、同時に飲むと味の違いがよくわかります(あたりまえ)。
そこではっと気づきました。「違う発泡酒を2つ同時に飲みくらべてみて、おいしいと思った発泡酒とさらに違う発泡酒を飲んで、おいしいと思った発泡酒とさらにさらに違う発泡酒を飲んで・・・」と続けていけば、自分が一番おいしいと感じる発泡酒にいきつくんではないか、と。
で、記念すべき第一回の対決として選んだのが、「麒麟淡麗<生>キリンビール」と「鍋にすっきり冬道楽 – サントリー」の2つの発泡酒です。麒麟淡麗<生>と冬道楽を選んだのは、たんに今、自分が帰りがけに買って帰るのがだいたいどちらかの発泡酒だからです。ひょっとしたら“事実上の決勝戦”というやつかもしれません。
ルール(というほどのことでもないですが)はとっても単純。500ml缶を1本ずつ(もしくは2本ずつ)買ってきて、1口~2口交互に飲んでみてどっちがおいしいと感じるかを見極めます。
さて、ではさっそく飲みくらべです。
両方とも普段から好んで飲んでる発泡酒だけあって、普通においしいと感じます。その上で最初に大きく違うなーと感じるのが、やっぱり麒麟淡麗<生>の苦味。はっきりと感じることができます。
それにくらべて冬道楽は苦味が抑えられていてすっきりしています。これは「苦味が足りない」とかでなく、そもそも目指しているところが違うので良い悪いの話ではないですね。
面白かったのが、麒麟淡麗<生>の後に冬道楽を飲むと、麒麟淡麗<生>の苦味がリセットされて、口の中がすっきりさせられるということ。さすが、鍋料理にあう発泡酒というのはダテじゃないです。同じ発泡酒にも、そのスッキリさはいかんなく発揮されています。
勝負の結果は、、、さてどうしよう。正直ちょっと迷いますが、ここはずばり「冬道楽」の勝ち!
勝利の理由はやはり、冬道楽のすっきりとした飲みやすさ。自分は「苦味が重要」な人ではないので、すっきり味にマイナス要素はありません。逆に、苦味しっかり麒麟淡麗<生>とすっきり冬道楽を交互に飲んでいると、少し麒麟淡麗<生>の苦味がキツく感じられてきました。
冬道楽の「等質20%カット」というのと「リキュール(発泡性)①」の値段の安さが毎日の愛飲に優しいのもうれしいところ。これも大切なポイントです。
勝ち抜けした冬道楽の次のチャレンジャーは、さてどれにしましょうか。発泡酒を飲む楽しみがちょっと増えた感じですね。
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