10月の終わりごろ、コンビニのお酒コーナーで「新発売」のPOPと一緒に見たことのないデザインの缶を見かけたので早速チェック。「リキュール(発泡性)①」の文字を確認して「よっしゃ新製品だ! 早速、今日の帰りがけにどこかのコンビニで買って帰ろう」などと考えました。
ところがどっこい「帰りがけのコンビニでどこにも売ってない」んです、これが。新発売じゃなかったのかと、家の近くや会社の近くのローソンにサークルKサンクスにファミリー マートにセブンイレブン。別の用事でいつもと違う道を帰った際や、時にはあえて遠回りをしてまであちこちのコンビニをのぞいてみたんですが、本当にどこにも置いてない。
そうこうしているうちに3日が過ぎ1週間が過ぎ、一番最初に見かけたコンビニってそういえばどこだったっけと記憶もあいまいになりました。
メーカーホームページの商品情報をチェックしても、自分の知っている銘柄以外にはそれらしき新製品はなく、しまいには「勘違いだったかなぁ?」とまで考える始末。
でも、やっぱり勘違いじゃありませんでした。今日、会社から一番近いデイリーヤマザキで発見しました。
その名も「麦之助」
陳列棚で見かけて「ヤッタ!」と思ったのもつかの間、POPを見てびっくり。や、安い! 350ml缶が1本、118円です。隣に並んだSTRONG SEVENが141円なので、1本あたり23円も違います(※正確には麦之助は330ml缶なので、330mlを350mlに換算すると約126円。15円差くらいになります)。
こ の麦之助、はてさてどこがつくっているのかと缶ラベルを見ると「原産国:韓国」「輸入者及び取引先:株式会社ドウシシャ」とありました。どうやらこの「ド ウシシャ」という会社が輸入販売をしているようです。「麦之助」をネットで検索すると2003年頃の情報で「オランダ産」という記載をチラホラ見かけたの で、特に中身に統一したものはなく、輸入した発泡酒に「麦之助」の名前をつけて販売だけしているようです。
・・・しかし、この麦之助のラベル、ぶっちゃけ「クリアアサヒ – アサヒビールに似てる」って感じるんですがどうでしょうか。ビールを注いだグラスを模したデザインってだけなので、マネしてるっていうほど似せてるわけでもないですけど。
さて、麦之助の原材料は「発泡酒・スピリッツ」です、シンプル表記です。アルコール度数は5%です。
麦之助を飲んでみた感想ですが「麦之助という名前の割に麦っぽさはまったくなく、むしろほんのり甘い味わい。ただ、ヘンな味・イヤな味もまったくないので、普通においしく飲める」です。甘さひかえめのチューハイ飲んでる感覚に近いかなと思いました。
1点気になったのは、飲み口が若干小さい(縦が短い?)のが原因か、ちょっと勢いよく飲みにくい感じがありました。

麦之助の飲み口
しかしまぁ、麦之助の最大の特徴はそのコストパフォーマンスの高さを生かして「とにかく酔える」じゃないですかね。なかなかおいしいお酒でしかも安い(350ml缶を4本買って500円でお釣りがきます)。こいつはけっこうアリじゃないですか。あとはすぐに店頭から姿を消さないことを祈るばかりです。
店頭から姿を消したらこちら。
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コメント
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