【感想】リニューアル“麦芽2倍”麦とホップ‐サッポロビール

遅ればせながら、8月中旬に“麦芽2倍”でリニューアルされた麦とホップを飲んでみました。

遅ればせながらとはいうものの、以前からリニューアルされた麦とホップを探していたんですが、これがなかなか店頭(コンビニの)に並んできません。
8月後半くらいは「リニューアル前の出荷調整でいったん店頭から消えたのかな」と思ってましたが、9月に入っても麦とホップをコンビニで見かけることがほとんどなくなったように思います。リニューアル前の出荷調整している間に他社の銘柄が売り場を占めてしまいそっちが売り切れるまでは陳列スペースなし、みたいなことがあるんでしょうかね。根拠のない邪推ですけど。

まぁ、それはともかく、なかなか手に入れることのできなかったリニューアルした麦とホップですが、地元のスーパーには普通に並んでました。しかもラッキーなことに、リニューアル前後の麦とホップがちょうど店頭に交じって並んでいる状態。これは、リニューアル前後の麦とホップを飲みくらべてみなさいという神の思し召しでしょう。

さて、リニューアルされた麦とホップを見分けるコツは1点のみ。ロゴの左上についた印字された“麦芽2倍”の文字があるかどうか。

新旧 麦とホップ の比較

新旧 麦とホップ の比較。右がリニューアル後

リニューアルした麦とホップの原材料は「発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)」で、アルコール度数は5%です。こちらはリニューアル前と後で変化はありません。じゃあ、どこかに変わった点はないのか、もう少し缶を眺めてみたら、100ml当たりの栄養成分に若干違いがありました。

リニューアル前のたんぱく質が「0.2g~0.5g」だったのが、リニューアル後は「0.3g~0.5g」に。
リニューアル前の糖質が「3.5g」だったのが、リニューアル後は「3.3g」になっています。ま、微々たるものっちゃあ微々たるものですが。どれくらいの違いなんでしょうかね、これ。

左がリニューアル後。右がリニューアル前。

左がリニューアル後。右がリニューアル前。

さて、肝心のリニューアル前後の麦とホップを飲みくらべてみた感想ですが、「リニューアル後の麦とホップの方が飲みやすくなってる。飲みくらべると、リニューアル前の麦とホップにあったスピリッツの味わいがちょっと勝っている印象が、リニューアル後では抑えられているのがよくわかる」です。

リニューアル後の麦とホップと飲みくらべたから感じられる印象かもしれませんが、リニューアル前の麦とホップは、キレ(後味)の中にスピリッツの味わいがよく残っている感じがします。「あ、スピリッツの味わいだ」とわかる感じです。

ところが、リニューアル後の麦とホップでは、スピリッツの味わいが抑えられています。スピリッツが抑えられることで味わいにまとまりが出ているので、「新しい麦とホップは、ビール(発泡酒)に近づいた」といってよい好印象を抱かせます。

このリニューアルはなかなかに成功しているんじゃないでしょうか。